エキナセアはキク科ムラサキバレンギク属(エキナケア属)の多年草の総称である。エキナケア属は暫定的な学名だが北アメリンに10種が分布する。(Catalogue of Life: 2016 Annual Checklist より)
また、多くの園芸品種が作出されている。
代表種であるエキナケア・プルプレアに紫馬簾菊(ムラサキバレンギク)の和名があり、和名の属名もムラサキバレンギク属という。 「馬簾」というのは、江戸時代の火消しが用いた纏(まとい)の飾りのことである。
園芸的には属名を英語風に読んだエキナセアの名で流通している。
日本へは昭和時代の初期に渡来した。
庭植え、鉢植えで観賞用に栽培されるほか、切り花やドライフラワーともされる。 また、根茎には免疫力を高める作用があり、ハーブとしても利用される。
草丈は60センチから150センチくらいである。
茎は直立をする。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から10月くらいである。
代表種は茎先に紅紫色の花をつけるが、黄色や白の花を咲かせるものもある。
属名の Echinacea はギリシャ語の「echino(はりねずみ)」からきている。硬い筒状花をはりねずみにたとえて名づけたものである。
写真は5月に東京都薬用植物園で撮った。
写真はエキナケア・プルプレアとエキナケア・パラドクサである。
学名:Echinacea spp.
★ネイティブの息吹き伝えてエキナセア
棘が守りし薬効いかに
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