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レナンセラ



レナンセラはラン科レナンテラ属の多年草の総称である。
レナンテラ属の原種は東南アジアなどに21種と2変種が分布する。(Catalogue of Life: 2017 Annual Checklist より)
また、栽培品種も作出されている。
レナンテラはラテン語風の読み方だが、園芸的には英語風に読んだレナンセラの名で流通する。
中型から大型の着生種で、硬い葉が互い違いに生える(互生)。
草丈は50センチから100センチくらいである。
葉は細長い披針形(笹の葉のような形)で多肉質である。
開花時期は周年ないし不定期である。
花の色は赤や褐色である。
11月2日の誕生花である。
属名の Renanthera はギリシャ語の「renis(腎臓)+anther(葯)」からきている。
写真は10月につくば植物園で撮ったレナンテラ・ベラ(Renanthera bella)である。
学名:Renanthera

★原色の紅が鮮やかレナンテラ
 キナバル山に思いを馳せて


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ネマタンツス・グレガリウス


ネマタンツス・グレガリウスはイワタバコ科ネマタンツス属の常緑小低木である。
ネマタンツス属はブラジルに34種が分布する。
属名の読み方は英語風に「ネマタンサス」とするものもある。
本種の原産地もブラジルである。
旧属名をヒポキルタ属(Hypocyrta) といい、これを英語風に読んだヒポシルタの名でも流通している。
本種の異名はヒポキルタ・ラディカンス(Hypocyrta radicans) という。
また、流通名を金魚の木(キンギョノキ)という。
樹高は30センチから50センチくらいである。
葉は楕円形で、3枚が車軸状につく(輪生)。
葉の質は肉厚で艶があり、暗い緑色をしている。
開花時期は4月から6月である。
条件さえ合えば周年開花をする。
葉の脇に1つずつつく花はオレンジ色の壺形である。
花冠の筒部が膨れ、先が細くつぼんでいる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花言葉は「古きよき時代」である。
ヒポシルタが10月22日の誕生花である。
属名の Nematanthus はギリシャ語の「nema(糸)+ anthus(花)」からきている。
種小名の gregarius は「群れをなす(普通の)」という意味である。
写真は5月に北大植物園で撮った。
学名:Nematanthus gregarius

★愛嬌がたっぷりだよね金魚の木
 つぼんだ口元思わずにやり

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パキスタキス・ルテア



パキスタキス・ルテアはキツネノマゴ科パキスタキス属の常緑小低木である。
パキスタキス属は中南アメリカ、西インド諸島に12種が分布する。(Catalogue of Life: 2016 Annual Checklist より)
同属のパキスタキス・コッキネアに紅珊瑚花(ベニサンゴバナ)の和名があり、属名の和名をベニサンゴバナ属とするものもある。
本種の原産地も中南アメリカ、西インド諸島である。
YListでは和名を鬱金珊瑚花(ウコンサンゴバナ)としている。
英名はロリポッププラント(lollipop plant)やゴールデンシュリンプ(golden shrimp)である。
日本へは戦後に渡来した。
日本では鉢植えとして栽培される。
樹高は90センチから120センチくらいである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から11月である。
温度さえ合えば周年開花をする。
茎先に黄色い苞(葉の変形したもの)を重なるようにつけ、その先に白い舌状の花が垂れ下がるようにつく。
苞は花の咲かない時期にも残る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花言葉は「美しい娘」である。
8月11日の誕生花である。
属名の Pachystachys はギリシャ語の「pachys(太い)+stachys(穂)」からきている。
種小名の lutea は「黄色の」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園の温室で撮った。
学名:Pachystachys lutea

★温室の定番なれどパキスタキス
 苞と花とがバランス保ち
☆デザートの飾りを思わす花姿
 パキスタキスの不思議な魅力



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ハイビスカス



ハイビスカスはアオイ科フヨウ属(ヒビスクス属)の低木の総称である。
ヒビスクス属は北半球の熱帯や温帯を中心に250種くらい分布する。
また、多くの園芸品種がある。
日本にも芙蓉(フヨウ)などが分布し、属名の和名はフヨウ属という。
ハイビスカスは属名を英語読みしたもので、ヒビスクス属の中でも熱帯・亜熱帯産のいくつかのものがこの名で呼ばれる。
このハイビスカスはマレーシアやスーダンでは国花とされている。
また、そこから3000種以上といわれる園芸品種が産まれている。(ハイビスカス図鑑参照)
これらの園芸品種は、主に3系統に分類される。
1つは、在来系(オールド系)と呼ばれるものである。
仏桑花(ブッソウゲ)やヨーロピアン系と呼ばれるものなどがこの系統に属する。
もう1つは、コーラル系と呼ばれるものである。
風鈴仏桑花(フウリンブッソウゲ)が交配親となっているグループである。
3番目が、ハワイアン系である。
ハワイで交配された大輪種で、鑑賞価値が高く数も多い。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉は楕円形で互い違いに生える(互生)。
手のひら状に裂けるものもあり、葉の縁もぎざぎざ(鋸歯)があるものとないものがある。
日本での開花時期6月から9月くらいだが、暖地では周年開花をする。
大きくて幅の広い漏斗状の5弁花で、筒状に合着した雄しべが突き出ている。
花径は5センチから20センチくらいである。
花言葉は「繊細な美」である。
8月10日の誕生花である。
園芸品種の花の色は赤、白、ピンク、黄色、オレンジ色などのものがある。
属名の Hibiscus はギリシャ語由来で「Hibis(エジプトの女神)」の名からきているとの説があり、大形のゼニアオイ属につけられた名である。
写真は7月に北大植物園で撮ったピンクバタフライという園芸品種である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯ドリームセンターで撮った仏桑花(ブッソウゲ)と風鈴仏桑花(フウリンブッソウゲ)である。
学名:Hibiscus spp.

★南国の風を伝えて花揺れる
 ハイビスカスは陽射しの中に



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エスキナンツス・トリコロル



エスキナンツス・トリコロルはイワタバコ科ナガミカズラ属(エスキナンツス属)の蔓性常緑小低木である。
エスキナンツス属は着生植物で、東南アジアなどに100種くらいが分布する。
また、品種改良によって多くの園芸品種が生まれている。
日本にも西表島に長実蔓(ナガミカズラ)が分布し、属名の和名をナガミカズラ属という。
同属の植物は、属名を英語風に読んだエスキナンサスの名で鉢植えとして園芸的にも流通している。
本種はマレー半島やインドネシアのスマトラ島、サラワク島などに分布し、樹木や岩などに着生する。
蔓は垂れ広がる性質がある。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉は多肉質で艶があり、観葉植物としても親しまれている。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は6月から12月である。
暖地では周年開花をする。
茎先や葉の脇に小さな赤い花を1、2輪ずつつける。
花冠は筒状で、先は唇形に裂ける。
上唇は2つに裂け、下唇は3つに裂ける。
雄しべが少し花冠から飛び出す。
花にはオレンジ色と黒の縦筋が入る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花言葉は「恥じらい」である。
属名の Aeschynanthus はギリシャ語の「aischuno(恥ずかしい)+anthos(花)」からきている。赤い花をたとえたものである。
種小名の tricolor は「三色の」という意味である。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Aeschynanthus tricolor

★恥じらうがごとくひっそり咲く小花
 されど思いは血の色に燃え
☆涼やかな緑の蔦はカーテンに
 紅い唇君を誘って




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