三角蔓(サンカクヅル) 夏の花 2018年06月21日 三角蔓(サンカクヅル)はブドウ科ブドウ属(ビティス属)の蔓性落葉木本である。ビティス属は世界に84種が分布し、変種も26種ある。(Catalogue of Life: 2018 Annual Checklist より)日本にも本種や山葡萄(ヤマブドウ)などが分布し、また中国から渡来したヨーロッパ葡萄(ヨーロッパブドウ)の野生化したものが鎌倉時代には栽培されるようになるなどして「葡萄」の名で親しまれている。本種は本州から九州にかけて分布し、山地に生える。海外では、朝鮮半島、中国、台湾などにも分布する。和名の由来は、葉が三角形をした蔓性植物というところからきている。別名を行者の水(ギョウジャノミズ)というが、これは蔓を切ると水が出て修行者が喉を潤すというところからつけられた名である。蔓は他の木に絡んで伸び、10メートル以上にもなる。葉は卵状の三角形で、互い違いに生える(互生)。葉の縁には浅いぎざぎざ(鋸歯)がある。開花時期は5月から6月である。花穂を伸ばして薄い黄緑色の小さな花を円錐状につける。花びらは5枚である。花の後にできる実は直径7ミリくらいの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、秋に黒く熟し食べられる。属名の Vitis はラテン語の「vitis(つる植物)」からきている。種小名の flexuosa は「曲がりくねった」という意味である。写真は9月につくば植物園で撮った。学名:Vitis flexuosa★もう少し待ってくれたら実をつける 三角蔓の葉は青々と 花図鑑植物図鑑ミラーサイト|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|楽天トラベル| PR PR" dc:identifier="http://hanamoyo2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E4%B8%89%E8%A7%92%E8%94%93%EF%BC%88%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%82%AF%E3%83%85%E3%83%AB%EF%BC%89" /> -->