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ネモフィラ・マクラタ



ネモフィラ・マクラタはハゼリソウ科ルリカラクサ属(ネモフィラ属)の一年草である。
分類体系によっては(APG第3版)ムラサキ科とされる。
ネモフィラ属は北アメリカからメキシコにかけて13種が分布する。(Catalogue of Life: 2016 Annual Checklist より)
ネモフィラ・メンジーシーが代表種で和名を瑠璃唐草(ルリカラクサ)といい、属名の和名もルリカラクサ属という。
本種の種小名の読み方は「マキュラータ」や「マクラータ」とするものもある。
和名は紋唐草(モンカラクサ)という。
和名の由来は、花に斑点紋様が入り、葉っぱが唐草模様に似ているところからきている。
ただし、流通名としてこの名称が用いられることは少ない。
原産地はアメリカのカリフォルニア州で、草地や林の中に生える。
英名はファイブスポット(five spot)という。
草丈は10センチから20センチくらいである。
葉は羽状に深く裂け、向かい合って生えたり(対生)、互い違いに生えたり(互生)する。
開花時期は3月から5月である。
花径は3センチくらいあり、ネモフィラの仲間の中では大きい。
花冠は鐘状で、先が5つに裂け、淡いブルーの筋が入る。
また、それぞれの裂片の先には紫紺の斑点が入る。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花言葉は「清々しい心」である。
属名の Nemophila はギリシャ語の「nemos(小さな森)+ phileo(愛する)」からきている。
種小名の maculata は「斑点のある」という意味である。
写真は3月に京都府立植物園で撮った。
学名:Nemophila maculata

★花びらの先にきれいな模様つけ
 マキュラータはまるで妖精
☆指先でかるく花びら触れながら
 花の女神は染めて戯れ



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瑠璃唐草(ルリカラクサ)



瑠璃唐草(ルリカラクサ)はハゼリソウ科ルリカラクサ属(ネモフィラ属)の一年草である。
分類体系によっては(APG第3版)ムラサキ科とされる。
ネモフィラ属は北アメリカからメキシコにかけて13種が分布する。(Catalogue of Life: 2016 Annual Checklist より)
本種が代表種で、属名の和名もルリカラクサ属という。
本種の原産地はアメリカ合衆国のカリフォルニア州で、草地や林の中に生える。
英名はベビーブルーアイズ(baby blue eyes)という。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
現在では、庭植え、鉢植えとして一般に愛好されている。
和名の由来は、花の色が瑠璃色で、葉っぱが唐草模様に似ているところからきている。
ただし、和名よりも属名のネモフィラのほうが流通名としては知られている。
草丈は10センチから20センチくらいである。
葉は羽状に深く裂け、向かい合って生えたり(対生)、互い違いに生えたり(互生)する。
開花時期は3月から5月である。
花径は2、3センチくらいである。
花冠は鐘状で、先が5つに裂ける。
それぞれの裂片のつけ根は白く、先は淡いブルーである。
雄しべは5本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
花言葉は「可憐」「愛国心」である。
ネモフィラが1月28日の誕生花である。
属名の Nemophila はギリシャ語の「nemos(小さな森)+ phileo(愛する)」からきている。
種小名の menziesii はスコットランドの植物学者「メンジーズ(Archibald Menzies, 1754-1842)さん」の名からきている。
写真は3月に京都府立植物園で撮った。
学名:Nemophila menziesii

★花びらの先はきれいな空の色
 彩る葉っぱ唐草模様
☆葉は繁り唐草模様も面白く
 花を見つめて空を想わん



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ストック



ストックの香りいざなう旅路かな

ストック(stock)はアブラナ科アラセイトウ属(マティオラ属)の一年草である。
マティオラ属は地中海沿岸地方などに48種が分布する。(Catalogue of Life: 2016 Annual Checklist より)
本種は和名を紫羅欄花(アラセイトウ)といい、属名の和名をアラセイトウ属という。
本種の原産地は南ヨーロッパである。
ストック(stock)の名は英名からきているが、日本でも一般的に用いられ、植物学上は別名の扱いとなっている。
ストックというのは茎のことである。
茎が太く丈夫で真っ直ぐに伸びることからつけられた名である。
栽培の歴史は古く、古代ギリシャ人やローマ人は薬草として栽培していた。
日本へは江戸時代に渡来した。
しかし、園芸用に生産され始めたのは大正以降のことである。
庭植え、鉢植え、切り花などに利用されている。
和名の紫羅欄花(アラセイトウ)は、葉が厚くて毛に覆われている様子を布のラセイタ(ポルトガル語で羅紗に似た地の厚い毛織物)に似ていることからきている。
中国名は紫羅蘭(zi luo lan)で、漢字表記はその影響である。
種をまく時期によって開花期は異なるが、一般には春の花とされている。
草丈は20センチから80センチくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は10月から3月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、赤、白、ピンク、紫色などの花をつける。
八重咲きと一重咲き(4弁花)とがあり、日本では八重咲きが好まれている。
花には強い香りがある。
花の後にできる実は角果(雌しべの中にある仕切りを残して左右の殻がはがれるもの)だが、八重咲きのものには生殖能力はない。
ブロッコリーやカリフラワーと同じアブラナ科なので食べることもできる。
俳句の季語は春である。
花言葉は「永遠の美しさ」である。
1月27日の誕生花である。
属名の Matthiola はイタリア人の博物学者「マッティオリ((Pietro Andrea Mattioli, 1501-1577)さん」の名からきている。
種小名の incana は「灰白色の柔らかい毛で覆われた」という意味である。 
写真は3月に京都府立植物園で撮った。
品種名は上がホワイトアイアン、下がキスミーチェリーである。
学名:Matthiola incana

★すくすくと天をめざして八重に咲く
 ストックの花香りにあふれ
☆鈴なりの香りも高いストックに
 誘われては春も訪れ

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カロライナジャスミン



カロライナジャスミン(Carolina jasmine)はマチン科ゲルセミウム属の常緑蔓性低木である。
分類体系によっては(APG第3版)ゲルセミウム科とされる。
ゲルセミウム属は東南アジアと北アメリカ、中央アメリカに3種が分布する。
本種の原産地はアメリカ合衆国の南部からメキシコ、グァテマラにかけてである。
和名の由来は、サウスカロライナ州やノースカロライナ州に分布し、ジャスミンのような香りがするということからきている。
サウスカロライナ州の州花とされており、英名もカロライナジャスミン(Carolina jasmine)である。
別名をカロライナ黄素馨(カロライナキソケイ)という。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉には柄があり、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の質は革質で、両面とも濃い緑色である。
また、常緑であるが秋には紅葉する。
開花時期は4月から5月である。
葉に脇につく花は花径2センチくらいの黄色い漏斗状で、花冠の先が5つに裂けて横に広がる。
萼片は5枚、雄しべは5本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
全体が有毒で毒性も強く、皮膚炎や呼吸麻痺を起こす危険があるので注意が必要である。
花言葉は「甘いささやき」である。
1月26日の誕生花 である。
属名の Gelsemium はイタリア語の「gelsomino(ジャスミン)」からきている。
種小名の sempervirens は「常緑の」という意味である。
写真は4月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Gelsemium sempervirens

★遠くから強い香りと鮮やかな
 黄金の色で合図を送り



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アッツ桜(アッツザクラ)



アッツ桜(アッツザクラ)はキンバイザサ科ロドヒポキシス属の多年草である。
ロドヒポキシス属は1属1種で、数種の変種がある。(Catalogue of Life: 2016 Annual Checklist より)
表記の名は流通名である。
これを和名として認めるかどうかは文献によって判断が異なる。
それというのも、アリューシャン列島のアッツ島を連想するが本種とは関係がなく、また桜の仲間でもないからである。
この名の由来は、アッツ島日本軍守備隊玉砕の記憶も生々しいころに、山野草の店が「アッツ桜」という名前で売り出したことが始まりという。
本種の原産地は南アフリカである。
レント王国にある高山ドラケンスベルクに咲く花である。
日本へは大正時代に渡来した。
属名のロドヒポキシスの名でも流通している。
草丈は10センチから15センチくらいである。
茎は細く、白い毛が生えている。
根際から生える葉は細長い線形で葉脈があり、やはり白い毛が生える。
開花時期は4月から6月くらいである。
花径は2、3センチである。
花被片は6枚で、3枚ずつ2段になっている。
花の色は白、ピンク、赤紫色などがある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
1月23日の誕生花 である。
花言葉は「愛を待つ」である。
属名の Rhodohypoxis はギリシャ語の「rhodon(バラ)+Hypoxis(コキンバイザサ属)」からきている。赤い花を咲かせるコキンバイザサ属という意味合いである。
種小名の baurii は発見者であるドイツ人の宣教師で植物学者だった「バウル(Leopold Richard Baur, 1825-1889)さんの」という意味である。
写真は5月に箱根湿生花園で撮った。
学名:Rhodohypoxis baurii

★可憐なる花を次々咲かせたる
 アッツ桜の季節訪れ



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