犬サフラン(イヌサフラン) 秋の花 2016年10月19日 犬サフラン(イヌサフラン)はユリ科イヌサフラン属(コルキクム属)の多年草である。分類体系によっては(APG第3版)イヌサフラン科とされる。コルキクム属は地中海沿岸地方や東アフリカ、南アフリカなどに160種くらいが分布する。本種の原産地はヨーロッパ、西アジア、北アフリカである。英名はオータムクロッカス(autumn crocus)という。日本へは明治時代の初期に渡来した。庭植えにもされるが、机の上に置いておくだけでも花を咲かせる。和名の由来は、サフランに似ているが食材として役に立たないことからきている(サフランはフランス料理の食材)。別名をコルチカム(Colchicum)という。これは、属名を英語風に読んだものである。草丈は10センチから20センチくらいである。花の咲くころには葉はなく、翌春になって線形の葉が出てくる。開花時期は9月から10月である。花の色は紅紫色、ピンク、白などである。花径は4センチくらいから大きなものは15センチくらいある。花被片は6枚である。クロッカスやサフランに似ているが、雄しべの数や形状が異なる。本種の雄しべは6本である。多弁化した園芸品種もある。コルヒチンという有毒なアルカロイドを含み、危険である。誤食すると呼吸麻痺を起こすこともある。花言葉は「危険な美しさ」である。10月19日の誕生花である。属名の Colchicum は自生地である黒海沿岸の地名「コルキス(Colchis)」からきている。種小名の autumnale は「秋咲きの」という意味である。写真は10月につくば植物園で撮った。学名:Colchicum autumnale★どことなく妖気を秘めて土の上 犬サフランの灯す明かりか☆サフランに似せて咲かせた毒草の 妖しき姿美しくあり花図鑑植物図鑑ミラーサイト|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル| PR PR" dc:identifier="http://hanamoyo2.blog.shinobi.jp/%E7%A7%8B%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E7%8A%AC%E3%82%B5%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%EF%BC%88%E3%82%A4%E3%83%8C%E3%82%B5%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%EF%BC%89" /> -->