トリトマ 秋の花 2016年10月17日 トリトマ(Tritoma)はユリ科シャグマユリ属(クニフォフィア属)の多年草である。分類体系によっては(APG第3版)ススキノキ科とされる。クニフォフィア属はアフリカに72種が分布する。(Catalogue of Life: 2016 Annual Checklist より)本種の原産地は南アフリカのケープ地方である。トリトマというのは旧属名だが、園芸的にはこの名で流通している。英名はトーチリリー(torch lily)という。日本へは明治時代の中期に渡来した。庭植えにされるほか、切り花としても利用される。和名は赤熊百合(シャグマユリ)という。「赤熊」は元来は赤く染めたヤクの尾の毛のことで、兜飾りなどに用いられた。別名を大トリトマ(オオトリトマ)という。開花時期は6月から10月である。草丈は60センチから120センチくらいである。根際から生える葉は剣状である。長い花茎の上部に、筒状の花を穂状につける。花は先が小さく6つに裂けていて下向きに密生し、下から咲きあがる。蕾のうちは紅色で咲き進むと黄色になるので、上部が紅色、下部が黄色に見える。小形の姫トリトマ(ヒメトリトマ:Kniphofia triangularis)との交雑で多くの園芸品種が生まれている。そうしたものには、白、オレンジ、ピンク、赤などのものがある。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。花言葉は「恋するつらさ」である。10月9日の誕生花である。属名の Kniphofia はドイツの植物学者「クニフォフ(Johann Hieronymus Kniphof, 1704-1763)さん」の名からきている。種小名の uvaria は「(バンレイシ科の)ウバリア属の」という意味である。写真は7月に野田市の清水公園で撮った。学名:Kniphofia uvaria★夏空をめざし元気に咲き昇る トーチリリーの花は爽やか☆夏空にはえる姿は恋の色 トーチリリーの炎燃やせば花図鑑植物図鑑ミラーサイト|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル| PR PR" dc:identifier="http://hanamoyo2.blog.shinobi.jp/%E7%A7%8B%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%88%E3%83%9E" /> -->