松葉牡丹(マツバボタン) 夏の花 2016年08月23日 松葉牡丹(マツバボタン)はスベリヒユ科スベリヒユ属(ポルチュラカ属)の一年草である。ポルチュラカ属は世界の温帯から熱帯にかけて137種が分布する。(Catalogue of Life: 2016 Annual Checklist より)また、多くの園芸品種が作出されている。本種の原産地はブラジル、アルゼンチン、ウルグアイである。英名はローズモス(rose moss)、モスローズ(moss rose)などである。日本へは江戸時代の末期に渡来した。庭植え、鉢植えとして観賞用に栽培されている。また、逸出したものが全国各地で野生化している。例えば北海道のブルーリストではBランク(北海道に定着している外来種)に選定されている。和名の由来は、葉が多肉質で「松」のように細く、花が「牡丹」に似るということからきている。草丈は10センチくらいである。茎は地を這って横に広がる。葉は線状の披針形(笹の葉のような形)で、先は鋭く尖る。葉は互い違いに生える(互生)が、茎先では輪生状となる。開花時期は6月から9月である。花の色には赤、桃色、白、黄色、橙色などがある。花径は3センチから6センチくらいで、一重咲きのものと八重咲きのものがある。一重咲きの場合の花弁数は5枚である。花は一日花だが、次々と花をつける。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。花言葉は「無邪気」「可憐」である。8月21日の誕生花である。属名の Portulaca はラテン語の「porta(入口)の縮小形である portula」からきている。果実は熟すと蓋がとれて口が開くことから名づけられた。種小名の grandiflora は「大きな花の」という意味である。写真は7月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。学名:Portulaca grandiflora(異名:Portulaca pilosa subsp. grandiflora)★むせ返る夏の陽射しも友にして 色も鮮やか松葉牡丹は☆夏の日の燃える思いはその花に 松葉牡丹の色とりどりに 花図鑑植物図鑑ミラーサイト|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル| PR PR" dc:identifier="http://hanamoyo2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E6%9D%BE%E8%91%89%E7%89%A1%E4%B8%B9%EF%BC%88%E3%83%9E%E3%83%84%E3%83%90%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%B3%EF%BC%89" /> -->