アッツ桜(アッツザクラ) 春の花 2017年01月22日 アッツ桜(アッツザクラ)はキンバイザサ科ロドヒポキシス属の多年草である。ロドヒポキシス属は1属1種で、数種の変種がある。(Catalogue of Life: 2016 Annual Checklist より)表記の名は流通名である。これを和名として認めるかどうかは文献によって判断が異なる。それというのも、アリューシャン列島のアッツ島を連想するが本種とは関係がなく、また桜の仲間でもないからである。この名の由来は、アッツ島日本軍守備隊玉砕の記憶も生々しいころに、山野草の店が「アッツ桜」という名前で売り出したことが始まりという。本種の原産地は南アフリカである。レント王国にある高山ドラケンスベルクに咲く花である。日本へは大正時代に渡来した。属名のロドヒポキシスの名でも流通している。草丈は10センチから15センチくらいである。茎は細く、白い毛が生えている。根際から生える葉は細長い線形で葉脈があり、やはり白い毛が生える。開花時期は4月から6月くらいである。花径は2、3センチである。花被片は6枚で、3枚ずつ2段になっている。花の色は白、ピンク、赤紫色などがある。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。1月23日の誕生花 である。花言葉は「愛を待つ」である。属名の Rhodohypoxis はギリシャ語の「rhodon(バラ)+Hypoxis(コキンバイザサ属)」からきている。赤い花を咲かせるコキンバイザサ属という意味合いである。種小名の baurii は発見者であるドイツ人の宣教師で植物学者だった「バウル(Leopold Richard Baur, 1825-1889)さんの」という意味である。写真は5月に箱根湿生花園で撮った。学名:Rhodohypoxis baurii★可憐なる花を次々咲かせたる アッツ桜の季節訪れ植物図鑑花図鑑ミラーサイト|味の麺匠戸田久|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル| PR PR" dc:identifier="http://hanamoyo2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%84%E6%A1%9C%EF%BC%88%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%84%E3%82%B6%E3%82%AF%E3%83%A9%EF%BC%89" /> -->