大紅団扇(オオベニウチワ) 四季の花 2016年08月08日 大紅団扇(オオベニウチワ)はサトイモ科ベニウチワ属(アンスリウム属)の常緑多年草である。アンスリウム属は中南アメリカに1000種くらいが分布する。日本にも明治時代には同属の紅団扇(ベニウチワ)が渡来しており、属名の和名をベニウチワ属という。本種の原産地は南アメリカのコロンビアからエクアドルにかけてである。英名はフラミンゴフラワー(flamingo flower)という。中国名は燭臺花(zhu tai hua)である。日本へは明治時代の中期に渡来した。鉢植えや切り花として愛好されている。属名のアンスリウムやアンスリウム・アンドレアヌムの名でも流通している。草丈は70センチから80センチくらいである。根際から生える葉には長い柄がある。葉は艶のある緑色の卵形で、つけ根の部分は矢じり形になっている。開花時期は周年である。仏炎苞(棒状の花を包み込む苞を仏像の背景にある炎形の飾りに見立てたもの)は艶があり、赤いハート形をしている。本当の花は中心の棒状の部分である。肉穂花序といい、花軸が多肉化して花が表面に密生している。花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の集合果である。多くの園芸品種があり、仏炎苞の色も白やピンクなど多彩である。花言葉は「情熱、煩悩」である。8月8日の誕生花である。属名の Anthurium はギリシャ語の「anthos(花)+oura(尾)」からきている。肉穂花序が尾のように見えることから名づけられた。種小名の andreanum はフランス人の園芸家「アンドレイ(Edouard Andre, 1840-1911)さんの」という意味である。写真は1月につくば植物園の温室で撮った。学名 Anthurium andreanum★鮮やかな深紅の色に誘われて 手を差し伸べる大紅団扇☆情熱のハートは燃えて誘いつつ 色とりどりに心染めては花図鑑植物図鑑ミラーサイト|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル| PR PR" dc:identifier="http://hanamoyo2.blog.shinobi.jp/%E5%9B%9B%E5%AD%A3%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E5%A4%A7%E7%B4%85%E5%9B%A3%E6%89%87%EF%BC%88%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%83%99%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%81%E3%83%AF%EF%BC%89" /> -->