ファレノプシス・エクエストリス 春の花 2016年08月10日 ファレノプシス・エクエストリスはラン科コチョウラン属(ファレノプシス属)の常緑多年草である。ファレノプシス属は東南アジアを中心に71種が分布する着生種である。(Catalogue of Life: 2016 Annual Checklist より)属名の読み方はファラエノプシスとするものもある。代表種のファレノプシス・アフロディテ(Phalaenopsis aphrodite)に胡蝶蘭(コチョウラン)の和名があり、属名の和名もコチョウラン属という。本種の原産地は台湾やフィリピンである。樹上に着生したり岩に根を張ったりする着生種である。中国名は小蘭嶼蝴蝶蘭という。和名は姫胡蝶蘭(ヒメコチョウラン)である。小形種の重要な交配親となっている。草丈は20センチから30センチくらいである。葉は長い楕円形で先が尖る。開花時期は4月から5月である。茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径2センチから3センチの花を垂れ下げる。花の色はピンクを帯び、唇弁は濃いピンクである。花言葉は「あなたを愛している」である。属名の Phalaenopsis はギリシャ語の「phalaina(蛾)+opsis(のような)」からきている。花の形が蛾に似ていることから名づけられた。種小名の equestris は「騎士の」という意味である。剣形の葉を持つ様子をたとえたものである。写真は12月につくば植物園で撮った。学名:Phalaenopsis equestris★小さくて舞うがごとくの花姿 ピンクが似合う姫胡蝶蘭花図鑑植物図鑑ミラーサイト|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル| PR