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蓬菊(ヨモギギク)



蓬菊(ヨモギギク)はキク科ヨモギギク属(タナケツム属)の多年草である。
タナケツム属は暫定的学名だが世界に163種が分布する。(Catalogue of Life: 2016 Annual Checklist より)
本種が代表種で、属名の和名もヨモギギク属という。
本種の原産地はヨーロッパとアジアである。
英名をタンジー(tansy)という。
日本へは明治時代に渡来した。
タンジーの名は日本でも流通名とされ、庭植えや鉢植えとして観賞用に栽培されている。
ただし、有毒植物なので注意が必要である。
毒性を生かして民間で駆虫剤として用いられるほか、調味料や芳香剤としても用いられる。
逸出したものが北海道と本州で野生化している。
北海道のブルーリストではBランク(北海道に定着している外来種)に選定されている。
草丈は100センチから200センチくらいある。
茎は固く、葉は細かい切れ込みがあり、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7月から10月である。
茎先に丸くて平べったい黄色の花をたくさん咲かせる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
和名の由来は、舌状花のないところが蓬(ヨモギ)に似ているということからきている。
北海道には変種の蝦夷蓬菊(エゾヨモギギク)が自生する。
蝦夷蓬菊(エゾヨモギギク)は環境省のレッドリスト(2012)で絶滅危惧II類(VU)に登録されているのだが、その扱いについては流動的である。
YListでは蝦夷蓬菊(エゾヨモギギク)を本種の変種として区別している。
Catalogue of Life では蝦夷蓬菊(エゾヨモギギク)は異名の扱いで本種に包含している。
2012年版のレッドリストでは絶滅危惧である蝦夷蓬菊(エゾヨモギギク)の学名に本種のものを充てている。
花言葉は「婦人の美徳」である。
8月12日の誕生花である。
属名の Tanacetum はラテン語の「tanazita(不死)」からきている。
種小名の vulgare は「普通の」という意味である。
写真は7月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Tanacetum vulgare

★全草に強い香りを漂わせ
 蓬菊咲く姿妖しく
☆タンジーの花は忘れぬ遠き日を
 不死の薬は今も咲きつつ



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